こんばんは。れいちぇるです。
いつもはゆるゆるとはらいふの日常を書いていますが
今回は、はらいふのことを初めて知ってもらう方にも見てもらうべく、コロナ関連の様子を少し丁寧に書いてみようと思います。少し長いですが、ぜひお付き合いください。
<もくじ>
・フリースクールはらいふについて
・コロナ渦ではらいふに起こったこと
・はらいふ1DAYリフレッシュ
・寄付のおねがい
◎フリースクールはらいふについて
大阪府高槻市の自然溢れる一軒家で、主に不登校の10代のこどもたちへ向けて、自由に学び過ごせる場をつくっています。
「自己決定しながら生きてほしい」
「人と人とのつながりの中で学んでほしい」
「幸せな子ども時代を送ってほしい」
そんなことを願いながら、自分たち自身もそこに暮らし、子育てしながら運営しています。
もっと詳しく知りたい人は、こちらのインタビュー記事と…
WEBページもみていただければ、あなたははらいふを85%くらい(?)知ってもらったことになるかと思います。
◎コロナ渦ではらいふに起こったこと
さてさて、2020年2月後半。各種学校が突然休校になり、私たちもどうしたものか大変悩みました。
ちなみにフリースクール界隈でも対応は様々でした。すぐにオンラインでの実施に切り替えるところ、こどもたちと話し合って民主的に決めていくところ…
私たちはというと、こどもたちの日常を、居場所を奪いたくないという思いが一番でした。「もともとはらいふは”来なければいけない場所ではない”ので、それぞれの判断で利用してね。」という形で活動を続けていました。春休みも、もともと予定していませんでした。
しかし、日に日にボランティアの方も減り、来てくれる子どもたちも減り、楽しいことを企画しようとしてもどこも閉まっている。こどもたち自身ももはらいふに来ていていいのかな…?と思うような状況になっていまいました。
そんな中での緊急事態宣言。4/13(月)より、はらいふもクラスター感染などのリスクを考慮し、休校を決めました。
それからは、オンラインでの交流や希望されるご家庭への家庭訪問など、個別の対応をしていました。
…ですが、GWが始まるころには「うちの子もう限界やと思います。」というお電話を保護者の方からいただきました。
こどものパーソナリティによっては、自宅だけで過ごすことはとても厳しい場合があります。
この状況で自分たちに何ができるだろうか。
社会の混乱の中で必要とされていることはなにか。
様々な制限がある中、どんな形であれば活動を続けることができるだろうか。
そんなことを久しぶりに1から考えて、準備を進めるGWでした。
◎ はらいふ1DAYリフレッシュ
今、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、学童保育や放課後等デイサービス、保育所などでも利用自粛が促され、こどもたちは家庭以外の場所で過ごすこことのできる場は著しく減っています。感染症の拡大はもちろん防止しなければいけませんが、こどもたちの発散やストレスケア、あるいは保護者の方が子育てに疲弊しないようにすることも大変重要な課題です。
また、公園で遊んでいるだけで怒られたなどの事案も聞くことがあり、こどもたちが安心して遊べる場を少しでも増やす必要があります。
フリースクールとしては休校とし、オンライン等での交流を続けつつ当スクールの生徒や不登校に限らず、1日単位で利用できる場として開くことを決断しました。
名付けて「はらいふ1DAYリフレッシュ」
5/11(月)よりスタートしています。
枠組みは違えと、大切にしていることは普段の活動と変わりません。
久しぶりのはらいふに、ご満悦!!
いろんな工夫をして遊んでいます。この日は外で寒天をつかった感覚遊び。
普段は大皿料理をみんなで囲んでお昼ご飯ですが、(この日はトマトクリームパスタ)
好きな場所で食べてね〜と言ったらだいたいみんな外へ行きます。
うちの子もマスクしてます。アンパンマン大好き。(かわいいから載せたいだけ。笑)
もちろん感染症に十分な注意しながらのため、普段よりも活動の幅は狭く1日あたりの利用定員も定めています。
「久しぶりに体動かしたー!」「せっかくやし、フォトナ(オンラインゲーム)以外のことしようぜ」などなど、子どもたちなりにいろいろ思うことがあるようです。
なんとか、はらいふにこどもたちの笑顔が戻ってきつつあります。
◎寄付のお願い
今回の1DAYリフレッシュは 完全に赤字 です。
フリースクールとしての月々の利用料もストップしているので、収入は激減しています。それでもやっぱり、こうした場を続けることが必要だと日々のこどもたちの姿をみて思っています。
(娘が寝静まったあと、夜な夜な民間の助成金へエントリーしてみてはいますが、殺到していておそらく厳しいだろうなーと思っています。)
また、学校の再開後についても心配しています。
不登校の相談はGW明けや夏休み明けが多いですが、この長い長いコロナ休校明け、学校を苦しく感じる子どもが相当数いるのではと思います。
特に、学習の遅れを取り戻そうと過密なスケジュールになってしまうことになれば、余計にしんどくなる子どもが多いことは想像に容易いです。
コロナによって、オンラインで学習するコンテンツは大変充実しつつあると思います。それで救われる子もたくさんいると思います。
でもそれでは手が届かない子どもがいることもまた事実です。
送迎・ご飯づくり・様々な体験的な活動・地道な人間関係づくり。そうしたことをするからこそ、つながれている子がいます。
休校開け、少しでも多くの子どもを受け止められるようできることをやっていきたい。そう思って画策する毎日です。
コロナ渦でどこも大変だとは思いますが、可能な方はどうかぜひ応援をお願いいたします。
▶︎寄付のやりかた
①クレジットカードで「月々」の寄付をする
この方法でご支援いただけるのが一番ありがたいです。
月々いただいている寄付の分だけ、必要なご家庭へ利用料の減額・減免がさせていただいております。
単発のご寄付よりも収入の見通しが立てやすくなり、安定した運営につながります。
↓こちらから簡単にご登録いただけます。
②口座に振り込む
シンプル。 下記の口座にお振込ください。
もしご入金いただいた方は、お手数ですがメール等でご連絡をいただければ幸いです。
(振込用紙をお送りすることも可能です。)
記号:14030
番号:64046561
口座名義:一般社団法人はらいふ
店番:408
預金種別:普通口座
口座番号:6404656
口座名義:一般社団法人はらいふ
店名:淡路支店
店番:028
預金種別:普通口座
口座番号:0131678
口座名義:一般社団法人はらいふ 代表理事 鵜野嶺